2012/05/18

ミルフィーユゴルフクラブ

ミルフィーユゴルフクラブ:9番ホールグリーン


自然の地形を生かした名匠「加藤俊輔」氏の設計による林間丘陵コースです。加藤俊輔といえば、有名なコース設計家として知られ太平洋クラブ御殿場コースなど、プロトーナメントで使用されているコースが多く、戦略性の高いコース造りが多い。以前にプレーして好印象だった太平洋クラブ&アソシエイツ 益子コース(栃木県)も加藤氏による設計である。なので、今回はちょっと楽しみであった。

それと今回のラウンドでは去年買って1度しか使わずにお蔵入りしたODYSSEY(オデッセイ)のパター、ホワイト・アイス iX #9に変えてみた。家での練習ではラインは出しやすかったので、距離感さえあえばいいなと考えての変更だった。



9番グリーンと池を挟んでの18番グリーン


大黒パーキングエリアで友人と待ち合わせをして、向かうこと約1時間。千葉県長生郡長柄町に位置するのでアクセスは良好。途中、道を間違えて少しばかり遠回りをしたが、会話に夢中になりすぎずに運転すれば問題はないはず。

それはさておき、いつも通りスタートの1時間前に到着したのでスターターで練習場のコインを買おうとしたら「本日はドライビングレンジが改修工事のためクローズしております。申し訳ございません。」とのこと。ガーン。。練習しないでスタートするなんて、あり得ないと思いながらも、黙々とパッティンググリーンに向かうのであった。さすがに40分ぐらいパット練習をしたので、飽きてきてしまい、パターをカメラに変えてシャッターを押すことに夢中になってしまった。ま、あんだけのパター練習のおかげかOUTのパット数はハーフ12という恐らく自己最高記録ではないかというほど、よかった。ホワイト・アイス様様だ。これで晴れてエースパターに昇格決定!


8番169ヤードの池越えショートホール


ここのコースレイアウトは各ホール樹林でセパレートされており、池やバンカーなどのハザードが巧みに組み合わされている。それが、それぞれに個性的な18ホールとしているのでプレーしていて飽きることがない。アウトは距離は短め。なので、ドライバーを振り回すことができない。実際に使用したのは3ホール。ショートホールと7番ロングは長めで、ほかのホールは全体的に短い感じ。ティショットの落としどころが限られているホールが多いのでスコアメイクを考えると、無茶はできないので、マネジメントが大事になると思う。インは、アウトよりも長いしフェアウェイの幅も広めなので飛ばしていける。ただ全体的にグリーン面はフラットで芝目の影響が強く、重い。スティンプメーターで8M無いんじゃないかと思うぐらい遅く重い。なのでラインは浅く強めに打っていったほうがカップインの確立が高かった。

というのも、この日はグリーンにエアレーションをしたばかりらしく穴と砂が多く入っていた。大切な作業と分かっていますがエアレーションのグリーンに出会うとやる気をなくします。ハワイのエバビーチに続いて2回目。はぁ。


8番の池越えのティーショットは無惨にも池へ

この日は、スタートから10分以上も遅れる大渋滞。終止、各ショットごとに待たされることになってしまった。こうなるとリズムも掴めないし、テンポも悪くなる。マーシャルがぐるぐる回っているが数組前のプレーが遅いのだろうか?アイアンのショットがまったくあたらず、イライラするばかりの悪循環を誰かのせいにしたくもなるが、ありままに受け入れるしかないのだろう。


9番315ヤードのセカンド地点


9番ホール、3Wで放ったボールはフェアウェイセンターに。しかしセカンドショットをショートするものの約15ヤードのアプローチをピン奥1.2Mにつけてパーをもぎ取る。悪い流れを断ち切った渾身のパー。でもないか。



10番377ヤードのミドルホール



ミルフィーユGCではカート道がうねうねと自然の起伏に沿って伸びているので、景観がとても美しいです。このあたりは、設計の匠さなのでしょうか。


池とバンカーの調和が美しい11番170ヤードのショートホール



11番のショートは、ティーグランドの位置によって難易度が変わります。いつも通りに打てれば、問題のないホールなのですが...。



右バンカーは絶対に避けたい14番336ヤード、パー4


スプーン(3W)で放ったショットは緩やかなドローボールでフェアウェイセンターへ。今日のピン位置は右奥。高低差のある右のバンカー郡に細心の注意を払ったサンドウェッジでの2打目は想定以上に右へ。。。伸びきったラフに捕まって下まで落ちることはなかったものの右斜面になんとか引っかかった。あぶねー。ラフからのショットは寄せきれず3オン2パットのボギー。


距離のあるロングホール17番531ヤード



クラブハウスへ向かってのティーショットとなる最終18番431ヤード



壮大な建築美が映えるクラシカルなクラブハウスの天井



フランス語で千枚の葉のという意味があるミルフィーユ


前日にヨメさんに「明日はどこに行くの?」と聞かれたので、「ミルフィーユ」と応えたら笑われた。「四十のオヤジ2人がミルフィーユ」に行くという、かわいいネーミングがウケたらしい。。。確かに名前はカワイイがこのコースは甘くはないぞ。


ショットの安定感を欠いたため終止ストレスの溜まるスコアが続いた


結局、この日は92(30)という不甲斐ないスコアに終わりました。前半のパットはよかったものの、なんだろうか、また来たいという気持ちにはなれませんでした。OBが多いのかなぁ。コースレイアウトはいいと思うのだが、楽しくない感じ。


満足度:★★★

ミルフィーユゴルフクラブ
〒297-0234
千葉県長生郡長柄町長柄山1095-1
TEL:0475-35-1110
設計者:加藤俊輔